邂逅という奇蹟の、
一月も終わりますねー、素敵パケのチョコが熱い季節がやって来ますよ。
鳥スキーとしては今年も買います、ドゥバイヨル(中身は別のパケのが好きなんだけど;)。

あとはKinproさんのデザインが好きなのでメリーチョコ大量買いかな、毎年のことですが。
ちなみに家人が絶賛するのは五感さんの「樹々」。まじ美味デス。





さて、ここで一つ、何時かは薄れ行く記憶のために、どうしても記しておきたいことを書きます。
けして楽しい話ではありませんし、結構酷い話かとも思います。
私が、私のために残す記録です。

一応畳みますけど…読まれても楽しいことは一つもないので念のため。




年末の冷たい雨の降る寒い夜に。
家の裏手で物凄く啼いてる猫さんが居たのです…ウチの周辺はもう20年近く、近くの家の飼い猫含めて多い時には20匹を越える、通常でも10匹は下らないくらい猫さんが居て。

餌を求めてふらっとやって来る野良さんも多く、取り分け昨年の春から夏に掛けて遊びに来ていた野良さんはこちらが引く程に超弩級の愛想の良い、美人さんでした。
私と弟は、その猫さんを「政宗」と呼んでいました。薄く紫味を帯びた、肋骨の浮いた暗灰色のその猫は、左眼が完全に白濁していたからです。

過去にも片目の見えていない猫さんは居て、その猫は生まれた時から知っていて、掌に乗るような小さな頃から私に懐いてくれていた黒猫さんで。私の自転車の籠がお気に入りでいつもいつも、勝手に乗り込んでは盛大に鼻ちょうちんを作っていた鼻炎猫でした(まだデジカメが一般化していない、写ルンですが主流だった頃の話なので、その猫さんの写真はありません。それは見事な鼻ちょうちんで、くしゃみも始終で洟もたれまくりでした)。

…心無い人の悪戯で、その黒猫さん(と数匹)は亡くなってしまったのですが、その黒猫を彷彿とさせる「政宗」は私にとっては本当に大切な野良さんでした。


秋以降、また何処かに行っちゃって。
見掛けなくなりました(なんせ野良だし)。

寒い冬の雨の夜、啼いてた猫さんの声は暫くすると遠退き、私は移動したのだと思ったのです(裏側には小動物くらいしか通れないような狭い隙間しかないし、換気用の小さい勝手口があるだけだし)。

物凄く気になっていたけど、猫を飼うことは出来ない環境ですし、声が遠くなったので安心しきってしまったのです。
…翌朝、灰色の猫が亡くなっていたと母から聞きました(母は全く動物が駄目な人で、父も弟も出勤してしまった後での発見だった為、向かいの猫飼いさんにお願いしてきちんと弔って頂いたそうです。私は朝が遅いので、起きた時には総てが終了していて、て、何も見ていないのです)。

大人の猫だったので、その猫飼いさんも吃驚したようだったのですが…「灰色の猫」というと「政宗」か、別の明るめのグレーの猫さんしか思い当たる野良さんは居なくて(そしてこちらの猫は人嫌い)。


「政宗はしっかりした野良だし、興味のない人には灰色には見えないし」
…と思い込みたくてもどちらの灰色の猫もずっと見ない状況で。
ましてや助けてあげられなかった猫を思えば、もう愛でることすら許されない気がして。

ずっと気が重いまま、新年を迎え日々を過ごしておりました。
そうして一ヶ月が過ぎた日の午後、出掛ける為に玄関を出た瞬間。

…ダーっと奔ってきた黒い獣がブーツに猛烈な頭突きを噛まして来ました(盛ってない実話です)。そうしてクルクルと8の字で甘えて来る…何故か丸々と肥えていた、紛れもない「政宗」でした。

たとえ、亡くなった猫ではなくとも。
何処かへ消えていった野良さんが、また戻ってくるとは思えず、よく弟にも「もう逢われへんのちゃうかな」と言われて鬱々としていただけに、こんなタイミングで姿を現してくれたことに本当に救われた気がして。

何度も「ありがとう」とお礼を言いました。
出掛ける用事がなければ、向こうが厭きるまで撫でてあげたかった(とまれ、この猫は全力で甘えて来る不思議な野良さんなので、根をあげるのはいつも人側なんだけど)。


人の勝手な都合で、どっちの猫にしても、勿論今まで見てきた猫に対しても私は「人でなし」だと思うけど。
それでも本当に邂逅出来て救われました。

…そしてまた、何処かへ行っちゃったみたいなんだけどorz
私よりも弟のほうが「政宗」好きなので(弟は結局会えなかった)、なんかもう、本当に申し訳ないのです…


出来ることは、覚えておくことだけなので。
二匹の「灰色の猫」について残させて頂きました。

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by yoiyamigentoukyou | 2013-01-29 01:52 | 雑記、むしろ呟き