カテゴリ:能とか狂言とか歌舞伎とか( 19 )
正義と遣り切れなさと  浪花阿呆鴉@大阪新歌舞伎座
20130911 浪花阿呆鴉@大阪新歌舞伎座


月乃助さんに名前を改められてから初めて拝見する、元・段ちゃんの舞台…長かった…以前に拝見した時はやや面窶れされていて、膝も相当に辛そうな頃だったので、本日お元気そうなお姿を見て本当に嬉しかったです。

正直、粗筋ちょろっと、他に出てるのが早乙女太一、脚本が横内さん…という前情報しか持ってなかったので、出演されている数多の若手イケメン俳優さんたちのことを全く存じないままに運んだのですが、皆さんにきちんと背景と見せ場があり、遣り切れなさと胸苦しさを残しつつもとても上質な青春群像劇に仕上がっていたと思います。

…まぁ、スーパー歌舞伎+新感線…の簡易版…的印象は否めませんでしたが(もうそこは仕方無い。というか私、今年の舞台全部イロモノ…)、兎にも角にも役者が若い! イケメン一杯! 眼福(苦笑)!


開場待ちの時から通常の歌舞伎とは客層が違ってて、入り口のパネルは皆、太一くんしか撮影してないという状況…段ちゃんに会いに来た私はアウェイか? と一人寂しく思っていましたが、大向こうがあったのでちょっと救われました。

段ちゃん、チャリを漕ぐ姿も美しく、望外に短いながらも殺陣もあり、裁きの様相も凛々しく…15歳くらい若ければ今回の載寧さんの役柄、きっと映えただろうなぁ…とか思ってたり(月代姿、あんまり好きじゃないんだもん…髪欲しい)。

太一くんは生で拝すのは初めてでしたが、兎に角殺陣が迅い。やはり抜きん出て流麗な動きで」した。個人的に扮装はイマイチ…銀髪よりも黒髪の方が太一くんの顔立ちを際立たせると思うんだけどなぁ; 

猿琉さんも悪役、ちょっと弱かったけどインパクトはありました。屋台崩しとか仏倒れとか、歌舞伎要素と現代様式の融合はさすが横内さんの仕事という感じです…チャリはどうしてもダサいんですが(苦笑)、凄く上手くメインの役者さんのカラーに合わせて用いられていて、面白い道具立てだと思いました(でもママチャリ…)。


歌舞伎役者で配役振るなら、お露ちゃんは梅丸くんかなぁ…とか、田中さんのまっすぐな青年には巳之助さんとか似合うかなぁ…とか、そんな妄想も重ねつつ、時に半泣きになりながら、どんなに撓められ歪められても尚、己にまっすぐに行きようとする真摯な愛すべき阿呆たちの生き様を見させて頂きました。


しかし、段ちゃん観に行ったはずなのに気付くとかなりの確率で目が追っていたのは載寧さんですね!
姿勢が美しいし、口跡もいいし、兎に角物凄く凛々しくて美丈夫すぎました。
パンフの写真は何方も加工が凄いのが勿体無い…十手持ちの姿の時が好きだったので、パンフにその縁が無いのが無念ですorz

…時間が合うならもう一回運びたい…でももう休みが合わない(屍)。
かなり空席が目立ってたのが残念というか勿体無い…でも若年層にも届く作りにしてるせいか、結構露骨な下ネタとか、褌しめた生尻イケメンの群(配役欄の「ふんどし」って何? とか思ってたら、確かにそうとしか説明出来なかった)とか…うーん、ちょっと露悪過ぎるかなぁと敬遠する向きもあるのは否めないかなぁ;

仮花にも役者さん来るし、舞台の疾走感とか、転換のもたつきも無いし、良い舞台だと思うんですけどねぇ…私、前方の通路側だったので、横に法月さん居て吃驚したし(苦笑)。


結局、市政を騒がし、悪人とはいえ多くの人を死傷し混乱させたことの、御法の見せしめとして彼らは裁かれるのですが、己の信念に従い、きちんと生き抜いたという自負と誇りと絆の深さを抱いて死出の花道を往く晴れやかな表情に、遣る瀬無さは拭えなかったけど救われたエンディングではありました。

迷ってる方、是非運ばれるといいかと思います。
ほぼ全編、現代語なのでわかりやすいですし、色んな劇団所属の人が見れて楽しいですよ。

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by yoiyamigentoukyou | 2013-09-12 01:56 | 能とか狂言とか歌舞伎とか
ご冥福をお祈り致します。
本当に、そのお姿を舞台で拝見させて頂くだけで、幸せな気持ちになる…優しい笑顔の役者さんでした。

静かにご逝去されたとの報、千作さんらしいなぁ、と。
千作さんと、千之丞さんと。
お二人の円熟期に滑り込みで観劇させて頂けたことの僥倖を改めて痛感致します。


初めて舞台を観たのは、大学一回の夏、大阪城薪能での舞台でした。
最後に見た舞台は、少し前になりますか…寝音曲だったと思います。

沢山の、想像できないほど沢山、苦労されたのだろうと思うのに。
本当にいつでも柔らかく笑んで居られた、読売新聞では「福の神」と評されて居ましたが、本当にその言葉が相応しいと実感できる稀有な役者さんでした。


改めまして、本当にありがとうございました。
千作さん、どうぞ深くご冥福をお祈り致します。

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by yoiyamigentoukyou | 2013-05-23 23:06 | 能とか狂言とか歌舞伎とか
名優トーク@梅田に行って来た。
初回の吉右衛門さんの回は気付くの遅くて運べなかったけど、2回目の愛さんの回は早々に申込めたので、昼ごはん食べてから自転車爆走させて阪急まで行って来ました。


満席だったのかな?
上手側の半ばに席取ったので後方まで見れてないのですが…9割5分女性でしたかね、男性は5人くらいしか見掛けてない。

葛西アナの軽妙洒脱な進行に、段々テンションの上がって行く愛さん…以前にもトークショーには運んだことがあったのですが、その時よりもお二人の関係が親しいせいか凄く楽しいお話を聴かせて頂きました。

金毘羅歌舞伎のお話や、「勧進帳」に纏わる子役時代の素敵な思い出のお話。
そうして口上の場でのちょっとした悪戯とか、「外郎売」の台詞とか…もう、本当に笑わせて頂きました(笑)。

中でも子役の頃の愛さんの、「誰よりも一等席で見た」という様々な役者さんとの共演のお話には、経験の蓄積の深さとご縁の不思議さを一層感じさせて頂きました。


それにしても、「楽日の翌日ならスケジュールが捕まえられる」とか「チラシの出演者の欄に自分の名前を発見して、初めて舞台が決まっているのを知ったりする」とか…非道すぎる(爆笑したけど)orz

当代猿之助さんとか猿弥さんとか、色んな役者さんとの仲良しなお話もとても面白かったです。楽しい時間を、本当にありがとうございました。



3回目のトーク、運べるかなぁ…
なんか、術中に嵌ってる気もする(苦笑)。

あ、ムックさんの秋ツア、大阪両日とも当選してました。
今回はキャパ低いんで落選するんじゃ…と思ってたんですが、取れて本当に良かった。
どんなコンセプトライヴになるんでしょうかね?
取敢えずWODは要らないんだけどなぁ…; 怖すぎるorz

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by yoiyamigentoukyou | 2013-04-23 00:39 | 能とか狂言とか歌舞伎とか
大輪の笑み 床しく咲くは賑やかし路
…感想書く書く詐欺(…)のうちに迎えてしまいました、千秋楽@二月花形 松竹座orz


昼の部もカーテンコールで追い出しが遅れたんだろうなぁ…と夜の部の開場遅れに待機しながら思ってた(売店が混雑してる、という言い訳はかなり苦しいと思うんだ…思うに他にもロビーで取材とかしてたんじゃないかなーと思ったり。あくまで予想ですけど)。

まぁ、それでもほぼ定刻で開始したGOEMON。
4回目の観劇ゆえ、目新しい感想はございませんが(つか、その感想自体がまだ残せてないんだけど;)…前の席の方の座高が高くて泣けたorz

千秋楽?Ver.だった箇所だけ取敢えず列挙。
見逃してるのもあるかも知れませんが、その時はごめんなさい。

・翫雀さんが奥方にビビり過ぎて動揺する箇所 →勢い余って一回転!

・2幕目最初の酒場 →
 ・佐藤先生がダンスの後、松也さんの肩を激励するように叩いてた(いつもは去ってくだけだったように思う。ちなみにバレンタインの日は脇の人のカップ奪ってたりしてた)。
 ・酒場でカルデロンに言い寄る女性の傍に見慣れぬ濃いーメイクの男性。「僕と一緒に向こうで飲もう(的な)」と台詞まで朗々と発して上手へと退けていく…巳之助さんか!
 ・幻想の友市の首にロザリオ(髪の結い元のキラキラは買った舞台写真にもあったからいつもしてたんだと思う…今日初めて気付いたけど。吉太郎くん可愛い)。
 ・というか、カルデロン、いつもに増してややオーバーな表現だったように思えた。でも大好きだ!

・猿楽の時の読売さんが「松竹座も大評判」(あれ、もしかしたら毎回言ってたかも;)。

・五右衛門、本日は3階席も走ります! (でも回収あるから左袖には行ってないと思う)

・スタオベのカーテンコール(2回)
 ・1回目はみんな或る程度の共通項のグループで舞台から登場し花道を渡って退場。
 ・カルデロン(神父Ver.)+友市+鷹の精、の親子登場に胸熱。
 ・そのカルデロンの影に隠れて巳之助さん。
 ・壱ちゃんは舞台でフラメンコの決め。
 ・翫雀さんはフラメンコの振りで脚まで上げてお茶目に登場。
 ・捕り手さんたちの団体、花道で何故か騎馬戦もどきで何かしようとして時間切れ(苦笑)。
 ・カルデロンは兎に角祈りまくっていた…

 ・2回目カテコはまず愛さん登場。他の皆さんも呼び込み、楽団の方やギター演奏の人、スペイン歌謡の歌手(でいいのか?)の方などにも拍手喝采。
 ・愛さんが賑々しく興行を終えられたことへの感謝を述べて終演。
 ・幕が降りる中、カルデロンは膝を折って祈っていた…


スタオベ、立つつもりは無かったんだが、前が立つと見えないので立った。
立つと普段のライヴの癖で燃えるじゃないですか! ガツガツと拍手しまくった、申し訳ない(そういうトコだけ体育会系)。

…大阪締めを期待してたんだけどなぁ…でも花道付近の席を取ってて本当、良かった。
10月も花形やるんですねー、楽しみだなぁ。
また若手の人たちにも来て欲しいなぁ、大阪、楽しかったって思って頂けたなら良いのですけど。


ちゃんとした演目の感想はまた後日に…ともあれ、本当に楽しくて賑やかな舞台を沢山観させて頂き、本当にありがとうございました。

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by yoiyamigentoukyou | 2013-02-27 01:42 | 能とか狂言とか歌舞伎とか
通い詰めorz
仕事休みの度に松竹座に籠もってます…14日漸く昼夜通し観劇。
GOEMONなんて3度目の観劇、実は楽も観ます…チケ貧乏極まってますorz


本日はバレンタイン記念で、昼の部は八犬伝に掛けて役者より観客へのチョコ贈呈。
愛さんが準備するんだろうから、絶対アルションのチョコだろう、と予想してたらガチだった(笑)。

アルション、私はモンブランとヘーゼルナッツのマカロンが好き。
あとご飯も美味しいと思ってます、結構通ってるよ(愛さんがお奨めされる前から時々食べてた…って何の話だ)。

メイン8人+伏姫さまの9人より、各一名づつ抽選。人数が多いので選ばれたお客様を横に並ばせてチョコ渡して撮影パチリ。
私は今月、足繁く通ってる最大の理由がカルデロン神父(+友市との連舞)目的なので、今回は松也さんに応募しまして、勿論安定の外れでございました(苦笑。あ、夜も外れましたです)。

コメントはバレンタインというよりは中日を迎えたことへの感想でした。
昨年は全く予想してなかった撮影可のイベだったので、念の為にデジカメ持参しましたが今年は不可だったのが残念(去年は3階からだったから、兎に角遠くて; 夜は被り付きだったが角過ぎてブレまくってる…)。

壱ちゃんと梅枝さんの素の声にどよめきが走ったという…梅枝さん、クールですね。
あと、兎に角 吉太郎くんが可愛い…


舞台の感想は後日書きます。
でも、これだけは書きたい。梅丸くん健気で可憐で果敢なくて、本当に見守りたい女形さんですね。蔦模様(染模様)の数馬とか、観てみたい…(と、今打鍵してて唐突に思った)。


さて、夜の部は愛さんへの手渡しイベント。流石に一人だけの当選ではなく2・3人は枠あるだろうと思ってたら3人枠でした。
兵庫からの方は正しくビギナーズラック、徳島からの方は演目のご縁が引き合ったのでしょう。3人目の方は手作りチョコでしたので、気合かと…2ショでの撮影もあり、本当におめでとうございます(最早当る気が全くしなかったので、何の緊張もなく、ずっと拍手してました)。

この日のGOEMON、大詰めの山門がせり上がって来る時の登場で「大当たり」の大向こうが掛かりました。
吉太郎くんへの大向こうもよく掛かってたかな、彼とカルデロンの連舞は本当に切なくて何度観ても泣ける…どうしよう、やっぱり写真買うべきだったかな(給料日前);

…楽で残ってたら買おう、うん。
あと、日に日に阿国がフラメンコを教わる場面での笑いが増えていて、ちょっと素から芝居に戻るのに手間が掛かり始めてるようです、まぁ致し方なし(そも、多分みんな此処までは笑うのを耐えているのだろうと思う…)。


本日は2階最前、花道上の席でしたので、梯子登って来られた愛さんの見得、腕を伸ばせば届きそうな位置で拝見出来たのが収穫でしょうか(まぁ狙ってチケ取ったんだが)。しかして此処、最後に噴出される箔吹雪の降り掛かる量が半端なかった…服の中にまで入ってたよ(笑)。

ちなみに最初に見たのは一階とちりのドセンで、2回目が2階最後尾。いきなり横の通路から種之助くん出て来て吃驚した(今日は真横で観た…照明が眩しくて逆光…)。

…楽しい日々でしたが、猛烈に懐が寒いので5月花形はパス致しまする。

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by yoiyamigentoukyou | 2013-02-15 02:47 | 能とか狂言とか歌舞伎とか
咲く哉とりどりの香り、艶やかに
二月花形@松竹座 夜の部、運んで参りましたー!
余りの(良い意味での)混沌さに、最初は( ゚д゚)として観てましたが(苦笑)、途中からツボに入ったみたいで「ヤバい、嵌る…」と一人心の中で悶絶。

…え、帰宅して速攻、楽日押さえましたが(お休みの日だったと思うの、多分; だって花内の花道近くの前方席、一つしか残ってなかったんだもん…)。
明日は出勤前に松竹座寄って14日の夜押さえて来る予定です(昼は持ってる。夜は公演見てから決めようと思ってた)。



細かい感想は昼見てから改めますが…まぁ、内容的には1幕3場くらいで終わる話を舞踊で倍に伸ばした(…)感は否めません。だからと言って冗長か、と問われれば「そんなことはない」と即答出来ます。

ぶっちゃけ、ミュージカルと歌舞伎を同時に左右で見てる感じ?
松也くんと梅枝くんとの遣り取りが凄まじく視覚的に違和感バリバリなんですけど、あの洋装なのに所作は歌舞伎なんよな(当たり前)…子別れの場面でめっちゃ泣いてもうた…あの絵面なのに(ええ、もう途中から「自分は何を今見てるんだろう…」と悩みながら舞台見てた)。

1幕目まではチケ追加しなくてもいいかなー、と思ってたんですが…2幕目の松也くんと吉太郎くんとの舞踊に完全に陥落、大詰めで駄目押し。カルデロン、何故か嵌る(笑)。



いやー、それにしても踊る踊る。
余りの動きの凄まじさに、見てるこっちも何処見ればいいんだか(もう、老いも若きも男も女も関係なくキョロキョロするばかりさ)…若手ちゃんの見せ場もいっぱい、梅丸くんの顔の小ささは何事かと慄き(まじ可愛い)、種ちゃんも可愛いなぁ、と完全におばちゃん目線で堪能させて頂きましたです。

勿論、愛さんも素敵でしたよー。
見得を切ると本当に古風な役者絵のように嵌るなぁ、と最近つくづく思います。

歌舞伎をよく知らない方でも普通(以上)に楽しめる演目です。
特に学生時代の鑑賞教室で撃沈された方には尚オススメ! 眠くならないで終わりまでイケます(但し、純然たる歌舞伎とは言えないけど)!
…まぁ、歌舞伎座とかの大きい小屋では活きない演出だとは思いますけど(松竹座のスケールだからこその演出の妙だよねぇ、あの大詰めは)。


金毘羅悩んでたんだけど(月乃助さんが出るから)、御免なさい…今年も地元の小屋に落とします。
さ、次は14日ですねぇ、八犬伝も初見なんで楽しみだなぁ…夜取れるかなぁ…

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by yoiyamigentoukyou | 2013-02-09 01:47 | 能とか狂言とか歌舞伎とか
余りにも早過ぎる
喪失感というか、呆気に取られた感がとても強い…色々と情報だけはネットには溢れていて、確かに覚悟はしていたつもりだった。

それでも、それでも早過ぎるとしか言葉が出て来ない。
まだ「勘三郎」を継がれて日が浅いじゃないですか…私みたいな若輩ですら、つい先日に十八代目になられたばかりじゃないですか、と運命の神様に詰め寄りたい。


もう十八世と書かねばならんのか…本当に口惜しい。もう早過ぎるやろって怒鳴りたい…アベの時にもそう思ったけど。思ったけど。

詮無いこととは理解してるけど、それでもまさか勘三郎さんを連れて往くとは思わなかったよ、歌舞伎座…私にとって勘三郎さんは、仁左衛門さんと共に歌舞伎という妖しの華やかな貌と凝った昏い深淵とを「寺子屋」で魅せて観劇へと引き摺り込んだ原因の方だっただけに本当に口惜しいとしか云えない。


まだ実感ないし、口惜しいし、それでも涙だけは止まらないし。
どうぞ、ご冥福をお祈り致します。

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by yoiyamigentoukyou | 2012-12-06 00:23 | 能とか狂言とか歌舞伎とか
晴天なり
…運んだ翌日から再度観たくて辛抱出来ず、結局また松竹座に行きました。
鴨です…いやでも皆可愛いんだもの、コン畜生。


すし屋は物語の筋が好きではないので昼の部だけ。
とちり花横が残ってたのでサクッと押さえたけど、14日の昼をこそ一等で取れば良かったなぁorz

今日も小春がラヴリーでした。
最後に余分に耳とか尾が付いてるのって伏見稲荷権現の霊験の部分なんですねぇ…と帰宅して14日に携帯に収めた小っこい画像眺めてて腑に落ちた(ずっと「なんで耳が増えてんだ?」と思ってた)。


やっぱ眼福度合いが上がりますねぇ、花内は。
…でも慶安の狼の最後の立ち回りは上から観る方が面白い。

ふわっふわの、凄く和やかな気分になれる富くじ、またいつか観たいなぁ…今回はもう時間ないから無理だけど;



うーん、やっぱ小春の写真買えば良かったかな…演劇界、モノクロの小さいコマでいいから小春載せて欲しいよ。

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by yoiyamigentoukyou | 2012-02-20 21:13 | 能とか狂言とか歌舞伎とか
斬新にして懐古
二月花形歌舞伎@松竹座に昼夜と篭って来ました。
染さんと愛さんと獅童さん…絶対何かやってくれると信じていたので昨年末からこの日に申込んでいたのですが(笑)。

頗る愉しうございました。
演者側も相当に疲弊する演目なのに3人とも全演目出演ですからね…中日を越えてここから一層きつい毎日かと思いますが、どうぞ体調を崩されぬように楽日を迎えて頂きたいです…つか、怪我しないで欲しいと思った@研辰。


細かい雑感は時間のある時にでも残したいと思いますが、取敢えず迷ってる人は松竹座にGo! 金欠だけどもう一回観たい…もう3人とも可愛すぎだろ!

翫雀さんの太夫、本当に可愛いねぇ…壱ちゃんも可愛かった。
本当に楽しい時間をありがとうございました。



さて、バレンタインデー記念で昼夜共に終演後にイベントがあったのですが。
「本当に(3人)仲が良いのにまだ一緒に食事に行けてない」と零されていたので、本当にハードなのだと思う…楽屋でも兎に角体力温存に徹してるとか言われてました。

昼の部のイベントでは何故か獅童さんが謎の歌を唄い照れていたのが印象的。
というか夜の研辰の追い掛け後のキャラに平馬が混じってた(笑)。

イベントは事前に申請していた各人へのチョコ手渡しの抽選を舞台上で行ない、チョコのお礼にサイン入りポスターと手拭が渡されるというシンプルなものでしたが、ハグ付きだったので当選者さんのテンションは凄かった。割と遠方の方が多かった印象。



実を言うと府民枠で申込んでた夜が謎の被り付き席(附け打ち付近)だったので、追い掛けとか目の前を駆けていって面白かった。松竹座って舞台低かったんですね、あの位置であれだけ見えるってのは驚きだ(でも流石に七三越えると見えない…そして体勢が疲れるorz)。

ともあれ楽しかったですが、研辰に関しては以前に勘三郎さんが魅せた観客にさえ罪悪感を感じさせる程の「安全な立ち位置で死をショーとして享受する」ことのエグ味を感じられなかったのが勿体無いかな…追い掛け以降はかなり3人の素を含めたキャラで押した印象も(まぁ今日は幕が降りた後でイベントがあったので余韻が薄かったせいもあるとは思いますが)。あと転換がやっぱりもたつく。


それでも物凄く無心に笑って泣けて、本当に素敵な公演でした。
渋い演目は前半に、華やかな演目は後半に。演じ手の表情もガラリと変わる厭きない題目。歌舞伎が初めてという方は昼の方がいいかも知れませんね。

嗚呼、どうにか日程工面してもう一回運びたいなぁ…番付に舞台写真入らないそうなので、来月は演劇界買わなきゃなぁ…

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by yoiyamigentoukyou | 2012-02-15 01:49 | 能とか狂言とか歌舞伎とか
三と参。
松竹座に一日お篭りして来ました。

昼は左袖に居たんですが、こんな時に限って花道ほとんど使わない…orz
正面から観たかったけど、府民枠なので文句は言えず。
割とよく見えはしたんですが、仁左さんの三味線、獅子の出から愛さんに隠れちゃって残念(苦笑)。

まぁ、多分正面に座ってても愛さんの仔獅子しか追ってないっていう自信はあるからいいんだけど、お隣に座してらしたご婦人は仁左さんファンらしかったので(拍手の気合が違った)最後見え難かっただろうなーと。

三津五郎さんは凄く久し振りに拝見したような気がします。
前に見たのってもしかして八十助さんの時?; いやそんなに前じゃないと思うけど…;
凄く楽しい素襖落でした。ほんわかした。

夜はとちりの中央付近、追駈けが長かったけど愛さん近くを歩いてくれました。
前に花形で観た時にはそんな演出無かったような気がしたけど?
仁左さんの貢に秀太郎さんの万野は凄まじいまでにポテンシャルの高次な組合せでした。
舞台に、一つの絵面に三兄弟が揃うということ。
同じく、三従兄弟が揃うということ。

眼福とはこのことか、と。
しかして我當さん、膝が悪いのかな…正座じゃなくて膝立ちだったような。
心配ですね…。


車引きは何というか…愛さんが孤軍奮闘という印象でした(あくまで私見)。
孝太郎さんの桜丸は和事に寄りすぎで線が細すぎるかな…でもこの後の物語を思うと合致してるお役だと思う。
進之介さんは…何故にあんなに何時・どのお役を見ても笑顔過ぎるのだろうか…。
何であんなに紐の結びをガン見して解くのか(済みません、吹きかけたました…だって本当に小さい子が紐解くみたいな動作だったんでorz)?

松王丸ってもちっと翳りが欲しい気がする…寺子屋とは分離して享受すべきなのかな?



皿屋敷は凄く良かったです。
物語的には不条理ですけど、愛さんも孝太郎さんも嵌るお役だったと思います。
三味線やくざも最後泣けた。

…なんか取留めのない感想で済みません;
愛さんの仔獅子が恰好良かったので写真買ってしまったよ…金欠なのにorz
東京での義賢最期が観たいけど、遠いんだよ…また関西で再演しないかな…。

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by yoiyamigentoukyou | 2011-07-25 23:59 | 能とか狂言とか歌舞伎とか