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ゆるゆると考えるタナトス [図鑑に載ってない虫]
何故だろう…途中から松尾スズキ演じるエンドーがやったら可愛く見えて吃驚だ(苦笑)。


アングラ雑誌のライターをしている[俺]はある夏の日、「"死にモドキ"なる、臨死体験が出来る(らしい)何かを探して体験ルポを書け」という期限付きの取材依頼を言い渡される。
既に先行着手しているというカメラマン・真島は行方不明中、仕方なく万年アル中のオルゴール職人・エンドーを連れて"死にモドキ"探索を始める[俺]だったが……



ぶっちゃけ、(何となく温ーい)エロ・(割と明確に)グロ・(ダサイまでに粘着質かつ無機質な)ナンセンスな作品。褒めてます、はい。

[時効警察]が好きな向きにはこの作品は若干アングラ色が強いかな、と云う点でお薦めしかねるかな…[時効]ほどお洒落~な脱力系という訳でもないし、かといって[探偵物語]みたいな得体の知れないダーティな妖しさもない。

だけど何か、判んないけどジワのような"おかしみ"が残るんだよねぇ…「岡」という漢字見るたびにこれからも笑っちゃうんだろうなぁ、みたいな(さらりとネタバレじゃねーか)。


それにしても伏線回収せずに終わるのが円満だなんて、どんな映画なんだか(笑)。どんどん置いてけ堀になっていく世界は、確かに細かく伏線を拾って風呂敷を畳む作品よりも遥かにリアルだと思う。人の行動や思考にそんな厳密な脈絡なんてないんだし、ひょんなことで永遠に思い出せなくなる記憶もあれば、えらく遠い過去の記憶の引き出しが突然開くことだってある。

だから、そんなゴチャゴチャとした記憶をひっくり返したみたいな映画なので、意外にも結末の反転劇にホロっと来ちゃうんですよ…其処だけぽっかりと寂しくて。


[探偵物語][濱マイク]が好きな向きには楽しめるのではないでしょうか? あと乱歩とか好きな向き。
見世物ショーの場面はアングラ好きには一見の価値ありと思います。ああいう如何わしさは現代の悪所にはないからなぁ…

伊勢谷さんはあんまり知らない役者さんでしたが(キャシャーンやってた人?くらいしか知らなかった)、色気のある人ですね。何だかんだで押しに弱くて結局優しいっつー、振り回され感が素敵でした(笑)。
松尾スズキはほんとは知的な人なんだろうけど壊れすぎてて最後には可愛く見えて困っちゃいました。菊池凛子さんもアニメ声ってギャップが地味に面白かった(感想ちゃうし)。


まぁ、つっても小ネタが多すぎてうっかりすると本筋を見失う瞬間もある、やっぱりエログロナンセンスでちょこっと切ない緩ーい作品なんで、感性の合う人と観に行かれるのが宜しいかと。

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by yoiyamigentoukyou | 2007-07-06 20:29 | 映画も観る
前哨戦は続くよ何処までも 20070630 BUCK-TICK PARADE @ZeppOsaka
20070630 BUCK-TICK PARADE @ZeppOsaka

個人的にバクチクさん見るのは昨年末@神戸以来、対バン相手のBALZACさんも去年のえん3以来。
今回バクチクさん絡みでは初!の前倒し開場&開演を体験しました…やれば出来んじゃん! つか、バルザのお蔭かしら。

相変わらずの空耳アワーに笊記憶です


≫setlist
SE/THEME OF B-T
 ANGELIC CONVERSATION
 Baby,I want you
 BUSTER
 MY FUCKIN' VALENTINE
 GIRL
 ノクターン
 RENDEZVOUS
 スパイダー
:[天使のリボルバー]より新曲
 ROMANCE 
 夢魔
 ICONOCLASM

 E/DIABOLO
  モンタージュ
:[天使のリボルバー]より新曲
  MY EYES&YOUR EYES
  スピード
(バルザVO.のヒロスケさんとセッション)

若干、曲順おかしい気もしなくもない…


16:50くらいに会場に到着したのですが、その時点で自分の整番(限りなく700に近い600番台)が整列を呼ばれててちょっと吃驚。
どんだけバクチク時間に慣れてんだ、と(苦笑)。先に物販覗いたりしてたんで、待機は1000番辺りでしてたんですが、ほんと今日の呼び込みは早かった。確実に17時前から入れてたと思う(だって私、17:10くらいにはもう会場に入ってたし)。

2柵狙いだったんですが、何故か3柵から脇道が封鎖されていて、最前ブロックに行ったらやっぱり2柵も封鎖状態; 潜れば良かったんですかね? スタ居たけど。
諦めて上手側5列目辺りで待機。バルザ終わったら少しは動くよねぇ?とか思ってたんですが…開始して中盤でバルザがカヴァー歌ったときの周辺の反応を見るに「あー…こりゃ動かんな;」と覚悟しました。

とまれ、最前6列くらいまではバルザも盛り上ってたと思います。後ろの方は知らないけど。取り敢えずヒロスケさん上手に一杯煽りに来てくれたし、何か結構、あたしも盛り上っちゃいましたよ、相変わらず演奏されてる曲に区別が付かなかったけど(基本的にメロ展開っつーかサビが似通ってる気がするんで、後から思い返すと全部同じ印象しか残ってない…もう3回もバルザ見てるんだけどな;)。

拡声器は最初だけ持ってたのかな…なんか今日のヒロスケさんはこざっぱりしてた気がする。
「バクチクさんにお声を掛けて頂いて、今回こうしてご一緒のステージに呼んで頂けて」とか「9月にも横浜に呼んで頂いているので」的なコメントもおっしゃってました。

「ヒロスケー」と呼ぶファンに律儀に「はい!」とか応えてたり。今日はバルザファンは様子見で後ろに居た人が多かったのか、ダイヴァー見なかった…有難かったけど、ちょっと寂しいような(どっちやねん)。

バルザの後半辺りでやったら上手側のお客さんが2階袖を見るので誰が居るんだろ…と見上げてみると、マンゴーカラーのフリル襟なシャツを着た人が居はりました…表情まで見える程の視力は持っていなかったので、誰なのかはその時は判らなかったんですが、後で合点が。今井さんでした。そりゃ皆ガン見するわな。

うーん、一時間くらい演奏してたのかな、結構プレイしてた気はする。つか、絶対開演も18時より前だったと思うなぁ…暗転の前から押しが入って周辺もスタも困惑してましたが(弟曰く、6時直前にフロアに入ったらもうバルザやってたって言ってたんで。私は時計とか全部ロッカーだったんで全然時間判んなかったんですが、体感的に早く感じた←職が立ち仕事なんで)。


転換も意外に早かった。
20分も掛かってなかったような感じ。密着したままでの待ちだったけど、苦にならない程度の時間でした。
※もっとグダグダかと思ってたんで; これなら横浜のフェスもあんまもたつかなさそうかも。

バクチクさんはTHEME OF B-Tで開始。一瞬にして恐ろしい程の押しが発生。変な体勢になっちゃってホント肋骨が苦しかった; 長い髪の人に囲まれて背の低い私にとっては簾効果で更に凹む(何故みんな髪を束ねないんだ!)。

本日上手側の住民でしたので、今井さんとアニィは見事に見えませんでした(つか、今日アニィ見てない…)。
アニィは何か、銀色っぽい感じに見えた…ゆたさんは相変わらず黒系だった…時々見掛けたゆたさんは、ずーっと笑顔でした。

ほぼ、視界の中心にあったヒデさんは黒系のジャケ。髭は健在、そしてやっぱり美丈夫。今井さんは照明の加減で水色ジャケに見えていたんですが、本編ラストのアイコノで上手側に来てくれた時にやっと灰白っぽい色のジャケ+マンゴーのように鮮やかなイエローオレンジのフリルなシャツなんだと判明。髪は一層ふんわり明るいカラー。髭も健在、お洒落さん。

あっちゃんは黒に何か、細かいフリル? 線ぽい感じの意匠のあるノースリ+黒のジャケ? あれ、ショールみたいなんだっけ?; 髪は少し短くしたんだろうか? よく判らんけど、PVより短かった気がした。

一曲目は何だろう、と思っていると柔らかくANGELICが奏でられる。なんか早々にあっちゃん上手側に来てくれたなぁ。

MC…ANGELICの後でしたっけ、あっちゃん、「聴こえないっ」ってイヤモニ外してました。

飛ばすなぁ、と思いつつ踊り狂いますBaby,I want you。ちっともステージが見えないぜ! 相変わらずバクチクさんのライヴは押しの一点で引きも揺れもないから窒息しそうです; みんなガッツキ過ぎ;

BUSTERは後半だけ随分横からだけど今井ちゃん見えました。光線の具合で水色ジャケに赤のインに見えてたんですよね、この時(ルパンか、と;)。

"スワローダイヴ!"って思いっ切り下向きに指を振るのが好き…嗚呼、ナカユビが聴きたい…MY FUCKIN' VALENTINEも楽しかったなぁ、全然今井ちゃん見えなかったけど(でも下手側に行くのは絶対に厭だ。怖すぎる)。どっちの曲か忘れたけど、数年振りにあっちゃんからの水撒きに預かれました…ハコの醍醐味! つか生き返ります(水分なしで最前ブロックに居続ける女…若くないのに)。

ここか自信ないけど、MCとか。「デビューして20年を迎えました」って言った時、客席から「おめでとうございます!」って声が返って来てた。
「パレード、楽しんで下さい」とかも言ってたかな…バルザへの感謝とかも言ってた。

手拍子も体操のお兄さんも健在、GIRL。 何時聴いても澄んだ空気感が感じられて新鮮だな、と思う。ここからあっちゃん上着なかった。ノクターンも雨上がる、って感じで好き。でも個人的には六月の沖縄が聴きたかった…

実を言うと、この辺りの曲順がイマイチ把握出来てません;
ずーっと密集状態で酸素薄くて; 割り込みも多いし、結局ちょっと下がったしね(つか、気付いたら弾かれてたというか)。

「20年目の最初のシングルです」と言ったのか「2007年の最初の~」と言ったのか。相変わらず聴き取れてませんが、そういってRENDEZVOUS。いきなり大合唱(笑)、そうか、そういうノリなんだ。

やっぱライヴで聴くと凄いいい曲だな、って思う。残念ながら音源の方は何かタルくて聴けなかったんだけど(気恥ずかしいっつーか)、ライヴで、目の前であっちゃんにあんな風に謳われると素直にこっちも「ありがとう」って叫びたい気分になる(迷惑なので勿論叫びませんが)。

「9月に出すアルバムの中から一曲」ということでスパイダーとコール。これもいきなり拳突き出してのノリで吃驚したんですが、終演後にネタバレ見たら初回からプレイしてた曲だったんですね、バクチクさんらしいなぁ。個人的にはアンコールで聴いたモンタージュの方が重くて好きかも。ハコ向きのアルバムぽいので早くドロップして欲しい(そう言えばギリだったんで結局dropzの飴ちゃんは買えなかったのです…ショボン)

ROMANCEは、後半被った布だかショールだかが巻き付いてしまったのか、なんかあっちゃん、じたじたしながら歌っていました(演出にしては何か苦しげな動きだった;)。夢魔はハコよりホール向きな曲だと再確認…腕すら挙げられない程の密集ってナニ;

フロントメンバー前進してのICONOCLASMで本編〆。「うそーん、今井ちゃん動かないの?;」と打ちひしがれかけたのですが、途中でフロントに今井ちゃんが居るのが見えて、そのまま最後の方を上手でプレイしてくれたので狂乱(もう下手側行けよ)。やっと衣装が見え…あ、バルザの時の2階の人って今井ちゃんでしたか! みたいな(遅)。

…しかし、凄いハイセンスな色合わせです。そして何でも着こなす貴方に脱帽。


アンコールはいつもよりは早かった気がする。ゆたさん、抱えてきてたおしぼりを下手側で放出していた。今井さんだけがフェスT、しかもイエローオレンジに着替えていた。好きなんだ、その色!

「一曲、大好きな曲を」といきなりDIABOLO(苦笑)。ほんと、あっちゃんこの曲好きだな。一曲で終わるのかとか思っちゃった;

「もう一曲、アルバムから」とモンタージュとコール。私の耳は腐っているので、素でボンテージとか聴こえていた(終演後、弟に確認した)。橙の照明が凄く印象的だった。違う視点からの太陽ニ殺サレタみたいだった。太陽が眩しくてどーのこーのって言ってませんでした? カミュっぽいなーとか思った。

MY EYES~は素でサビになるまで曲名が浮かびませんでした…馴染みが薄いせいです([殺シノ調ベ]から聴き始めたし)。

「9月に横浜で、もう一つ大きなパレードをしますので」みたいなことも言ってた気もするけど空耳かも(圧迫でそれどころじゃなかったからなぁ、今日)。
「最後に、今日一緒にステージに出てくれたBALZACのヒロスケさんと一緒にこの曲を」みたいな感じでスピードやりました。ヒロスケさん衣装じゃなくてシャツだったけど、骨だったかは見えず…骨だったら歌詞にピッタリだったのに! ←骨スーツからの連想かと思ってたんですが、ネタバレ見ると初めから組まれてた。残念。

最後に凄い暴れました。ヒロスケさん、凄い恐縮してる感がありありで、なんか小動物のようでした。あっちゃんはご機嫌でした。久々に雪崩が起きました(直ぐに直ったけど)。

スピードだったのかな、あっちゃんがヒデさんの肩を揉むみたいに背後に「ぴと」ってくっついてたのって。一瞬ヒデが怪訝な表情で振り返ってておかしかった。

アンコール始めにヒデさんが投げたPETは私の一列前で捕獲されていました。終演時のゆたさんのピック撒きはセンターに少し…あれ、俺ピック捕獲目指してこんな圧縮ゾーンに居たんだけどな? とか思いましたが、まぁいいや(いいのか?)。何かもーずーっと恩恵に預かれてない…おかしくない? それもと残骸企画でゆたさんハピバに参加出来た時点で運を使い果たしてるのかなぁ…
※どうでもいいことに管理人はゆたさんと同バスデだったりする。うわーん、ゆたさんのピック捕獲したいんですけど!


とまれ、そんな感じで終了。
愚弟と合流してダラダラ帰途に着きました。

トータル的にハコらしいっつーか定番つーか。早くアルバムが聴きたい処です。

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by yoiyamigentoukyou | 2007-07-01 01:51 | BUCK-TICK/Lucy