2006年 10月 20日
絶対に開演時間の設定を間違ってたと思う(苦笑)。
でも[えん2]に比べれば転換はスムーズだった。とまれ関西6デイズも此れにて終了ー、ロケッツ行けなかったのは残念だったけど、以外の大阪は全部運べたから満足!
参加バンド・演奏順≫
rowthe ※OA。本当の表記は漢字なんですが外字なんで無理
COALTAR OF THE DEEPERS
PULLING TEETH
ミドリカワ書房
BALZAC
ムック
前日にチケを見直してて、開演の遅さに「間違い…?」とか思ってたんですが…結局なんかダラダラと予定開場時刻に会場へ到着。慣れたもんでサクサクっと階段に行くも、なんか人少ない…
時間通りの開場でしたが、400番台だったのに開始10分くらいでもう入場出来てた(笑)。どんだけ皆またーりなんだ。とまれ、中に入ると全然余裕ーで柵付近が空いている。どの道バルザかムックが始まるまでは押しはなかろう、と踏んで上手側の中央柵付近にて待機。どの道ムック始まったら柵の中入るしね、闇朽での経験上(BIG CATの柵は小型のゴールポストをこかしたような形をしている)。
本編の開始は18:30ですが、18時からOAが始まるとのことで、その後の転換含め、そんなに待ったっていう感じのないイベントだったのが良かった。☆Pなんて転換に30分とか掛かってたからなぁ;
18:00 rowthe -ろうじ
もじゃーとした髪のvoさんは怖かったけど(笑。や、なんか動きが)、音は凄い好みだった。MCも礼儀正しい感じで、手を合わせながら発する。音のこう…なんていうか歪みというかうねりが凄くて、あームックさんが好きそうな感じ、とか思ってました。
特筆はギター及びベースの演奏スタイル。あんなに仰け反って首ぐらぐらさせて、上手側の黒崎さんに至っては瞬きすらしてない時が多かった…肩とか脱臼せんやろか;と思わず心配してしまった。rowtheさんはイベント名を[えんスリー]と発音してました。[さん]なのか[スリー]なのか[サード]なのか、毎回悩むんですが結局毎回答えが出ないイベント名(笑)。
SE+曲3つ+SE、で下手側ギター・篠崎さんに拠る告知…25分くらいのアクトでした。
転換は、色んなバンドのスタさん+バンドメンバーに拠ってわーっと。それでも夢狂さんが一番多く動いてたかな。マイクテストの時にちょこちょこ笑わせてくれたり(単に客が勝手に受けてただけなんだが)。
転換は大体、15分前後だったように思います。以下の開始時間は概算です。チェックはしてましたがメモとかしてないので。でも前後してても5分くらいの差だと思います。
18:40 COALTAR OF THE DEEPERS
音はデジ系ぽかった…降臨懺悔とプリントされたTシャツがインパクト大だった…voさんの声は変声器使ってるのかな、やけに高くて、デスヴォとの落差が凄かった。激しかったけど、ちょっと自分の好みからは外れていたので上手く説明出来ません。でもお茶目なvoさんやなーってのは感じました。客席は楽しそうだった。でもファンの方には30分というのは短すぎた模様。イベントだから仕方ないとは云え、その燃焼不良感はよく判る…
17:25 PULLING TEETH
3ピース編成。なれどベースの重いこと(ベース自体も大きいのですが、音が)。曲自体は短いのが多いのかな、結構プレイされていて、終盤は畳み掛けるように激しいのが続きました。英語詩だったので何言ってるのかは判らなかったんですが、音はもう恰好良かった。
ベースの人は何回も台に乗って煽ってたし、あのベース持って移動しちゃうんだもんな、凄いです。
20:10 ミドリカワ書房
保健室の先生 / リンゴガール / 母さん / I am a mother / 曲名不明 / チューをしよう
※表記は正確ではありません、聞こえたのを印象で記しただけです。 判った範囲だけ正しました…でも間違ってるかも;
個人的に、今回のイベントでしんどいのはミドリカワ書房のファンじゃないか、と思ってたんですが…どうだったんだろう? 爆音続きのイベントの中、ご自分でも「ブレイクタイムだと思ってるんで」とMCされていたミドリカワ書房、毒気の効いた昭和歌謡テイストもあり、勿論ROCKさもあり…期待してた以上に楽しませて下さいました。個人的にムック以外では一番楽しみだったバンドなので、もう本当に楽しかったです。
いきなり爽やかなSEに、被さるのは録音による日記朗読。「ライヴをやった。」と過去形で始める当り、小憎い演出。「98%の客が僕のことを知らないようだ。このオッサン誰~?という表情をしている」という部分に大受け。「僕はおもむろに歌い始めた」と続き、保健室の先生です。歌詞内容は日活ロマンポルノだった(笑)。なんだ、すっげー面白いんですけど、ミドリカワ書房。
二曲やってMCの前に朗読が流れる。「リンゴガールをやって良かった」とか何とか。合わせて頷いてたりして。
下手側のギター? ベース?の人が、大阪生まれの大阪育ちということを話され、「君たちの先輩だよ」とか「お帰りなさい、は?」とか色々突っ込まれました。
「6バンドあって、僕らは4つ目…場所的にも音楽的にも休憩ポイントだと思うんで。皆さんも疲れるでしょ、座って貰っていいんですよ」とか気遣って下さりつつ、先日リリースされたミニアルバム[家族ゲーム]より、「歌詞が過激すぎてインストのみ収録となってしまった」母さん という囚人から母へ宛てた手紙の歌と、「母さんつながりなんですが、浜省のI am a father(この時、「皆さんお若いからご存知ないでしょう」、と元曲を流してくれました。歌ってはった…)」ならぬI am a motherという曲を作りまして」と母になる瞬間を描いたほんわかとした明るい曲をプレイ。
この母さん が凄い重い歌詞なんですけど、凄く良くて、本気で涙ぐんだ。そうして今日ライヴに運べて、こんな曲聴けて…それって本当、何気なくみえるけど凄いことだよな…と。折りしも出掛けに寝屋川の教員殺傷事件の判決を新聞とかで見てたから、余計にね…色々と感じちゃって。
「ROCkは好きですか」と煽りが入り、グラサン装着で何か速い曲を。再び朗読にて「最後は矢張りこれしかない。ミドリカワ書房きってのパーティ・キラー・チューン」とのことでチューをしよう。"血を流してる暇なんか無い、キスで平和になるんじゃないか"と、正確に言葉は記憶してないけど、なんかとても素敵な歌だと思いました。
「心斎橋kidsも楽しんでくれたようだ」と日記朗読で締め括りつつ(何とかを枕に独り寝だ、とか明日は松山公演だとかも言ってたような)、パフォーマンスしつつ去って行かれました(最後躓いてませんでした? 見間違いかな)。
20:45 BALZAC
盛り上ってました…が、矢張り私にはバルザの音は軽く聴こえる…ダイヴァーも居たけど、ムックと違って皆転がるの早いね(つか、よくあんな狭い間隔で転げるな…)。
21:35 ムック ※終演22:25頃
新曲(クアトロ披露の方)
蘭鋳
茫然自失
遮断
ホリゾント
商業思想狂
メディアの銃声
ロマンチスト(カヴァー)
謡声
夕紅
大嫌い
※10/20修正しました。夕紅と名も無き勘違いしてました、済みません;
達瑯は白のノースリのつなぎ? ミヤくんは黒T、ゆけさん黒ジャケに白Tイン。satoちは赤い服だったとしか記憶にないです。
SEの中、satoち、ゆけさん、ミヤくん、んで達瑯の順で、えん2の時は儚くともから始まったので、何となく今日もそういう感じで、希望としては中継で見たクアトロでの新曲が来て欲しいかなー、とじりじりとステージを見詰ていると。
来た! 重いベースの音、クアトロの新曲だ(・∀・)
生で聴くと結構激しいな…最後はTVで見た楽器音のみっていうのではなく"雨降り25時"を3回くらい、"暗い暗い(?)影法師"を3回くらい、で"影法師"だけ呟いてたかな…音源はどっちのヴァージョンになるんだろ。個人的にはライヴでは楽器音だけで〆て欲しいかな、その方が何か苦しくなる。
挨拶みたいなん、入ったのってここかなぁ?
出演して下さったバンドへの感謝とかまとめて云ってたような。「恰好いい」って言葉を何回か云ってたような記憶があるんですが…rowtheの名前が出てた気はする。
「らぁん…ちゅぅ…」とコールされて蘭鋳、茫然自失と続く。肩車、壁、ダイヴァー…後方からの押しにモッシュでちょっと混乱して、慌てて柵の中に逃げました。なんていうか、中央柵付近とモッシュしてる人たちとの間にどうしても隙間が生じるんで、柵付近で頑張ってダイヴする人を押し出しても落ちるの; 本当、ごめんなさい…上手く押せた人も居たけど、何人か支えきれずに落としちゃった;
…ただ、なんか今回ムックの時、ダイヴの規制が厳しかったみたいで、何時もは割りと同じ人が何回か飛ぶんだけどそういうの見なくて「?」と思ってたら、どうも強制退場処置が適用されていたようです。
久々に聴いた遮断は、サビに来るまでタイトル思い出せませんでした;
遮断の前だったような後だったような…違うかもしれないけど、二回目のMC。「えん3、の締め括りでもあるし、「666」の一連の流れの締めでもあるし、69デイズ…関西6デイズの締めも兼ねているんで」と達瑯が云うと「やだー」の声が其処彼処から上がる。
なんか達瑯、うるさいとか云ってたけど、次のMCの時やったかも;
煽りが入ってコールがあって、新曲ホリゾント。聴き取れなかったらしく、一部で「何?」って感じの声が。
この時、全然達瑯声が通ってなくて、凄い唄うのが苦しそうだった。風邪らしいとはファンサとかで読んでたんだけど、この曲までは結構ちゃんと通ってたんで、思い出さなかったよ…何だかんだで達瑯、気管支弱いよね。ちゃんと自愛して欲しい。
ので、ホリゾントは曲調しか判らんかった。一曲目の新曲の方が自分の好みではあるけど、ホリゾントも多分好きな曲になると思う。続く商業思想狂はなんかよく判らん内に終わってた(ダイ禁にならんかな、ほんま)。
メディアの銃声も、声出すの苦しそうだったかな…この曲での達瑯の手の振りとか仕草がいつも印象に深くて。最後で、左手の指二本をこめかみに当てて、遠くを視るような表情で、撃つ振りをして終わったのが何かやけに記憶に残ってます。
「一回目のMCで感謝を述べて、二回目のMCで6デイズの締めのことを云って…(このMCで)言う事が無くなってしまったんですが」的なことを言ってたかなぁ…出演バンドを順番に読み上げ、「メンバーが好きで、声を掛けさせて貰ったら、皆さん快く受けてくれて」「恰好いいステージを見せて貰えて」みたいなことを云ってたような気がするんですが、色々捏造してるかも知れません;
「皆さんタフですね」とか言ってたかなぁ…「皆さんのタフさをムックが搾り取って帰ろうかと思います…絞り粕になって下さい…絞り粕(最後は笑ってた気がする)」と言って、暴れて行こうかー、って流れで。
始まったのはカヴァーのロマンチスト。ちょっと闇朽の時に見たのと合わせ方を変えてたのかな、"吐き気がするほど"のトコはミヤくんで、その後は二人で重ねてた感じがしました(上手側でミヤくんの正面延長上に居たんでそんな感じに聴こえたのかも知れませんが)。
謡声、夕紅はもう…メンバー前進してたし客もぐちゃぐちゃだったんで、ほっとんど記憶にないかも。つか、後方から転がってきたダイヴァーが停滞しちゃって、丁度首で支える感じになっちゃってきつかった; 上手く送り出せたっぽかったんで良かったけど(でも、ダイヴが成功する=今回は退場だった訳で。最終的に失敗してた方が良かっただろうか…ちと悩む)。夕紅の最後の方の、達瑯と客側との掛け合いみたいなノリはいいなぁ、といつも思う。「ラストー」と大嫌い。どんだけ肩車が集まってんだ、みたいな(笑)。
まぁ、風物詩みたいなもんなんで肩車自体はいいんだけど、 上 で 咲 く な 。只でさえ壁になってステージ見えないというのに咲かれると隙間すら遮られて非常にイラっと来る(大人気ない)。第一周辺の人にぶつかるから危ないと思うんだけどなぁ…
今回は久々に手を合わせてお辞儀するミヤくん見れました。投げてくれたピックねー、結構近くまで飛んで来たんだよ…一人半くらい左側にね。次に飛んで来たのも一列前くらいだったし。スティックは一列後ろだっけ…ちょっと我が身の小ささが恨めしい;
そんなこんなで、イベント終了ー。
ロビー出たら珍しくドリンク空いてたから、さくっと引き換えて猛ダッシュで階段駆け下りて、チャリで10分ちょいという最短記録で帰宅しました…爆音で揺らされた耳には酷い仕打ちになってしまったらしく、久々に耳鳴りが;
半時間もすれば治まったけど、気を付けなきゃ。
やっぱりムックさんのライヴはいいなーと噛み締めつつ、年内での生ムックも見納め。今年もいいライヴをありがとうです。
年明けのアルバムツアが待ち遠しいです(鬼が笑う)。
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by yoiyamigentoukyou
| 2006-10-20 01:44
| ムック