移ろう街
15年近く振りになるのかな、船場辺りの問屋街へ母と買い物に出掛けました。


かつては会員でないと入館出来なかった専門卸店も、昨今の不況のためか一見さんでも気軽に買い物が出来るように変わって来てるんですね…15年って書いたけどもしかしたら20年近く行ってなかったかも。

祖母が生前の頃、よく3人で(または伯父一家と共に)買い物に行っていました。
伯父は商売してるから今でも頻繁に運んでるけど、何となく気後れというか、まぁ用事もないので向かわなかったエリアなのですが。

日本紐釦さんに行ってみたくて、漸く母と休みが合ったこともあり。
朝から行ったから結構余裕で動けるかと思ったんですが、やはり膨大な糸と布とリボンへのテンションの上がり方は半端無く(病気)。


どんだけ糸買うねん、という感じで買い捲り、その後「懐かしい」と言いながら某卸問屋へ移動。
特に何かを買う訳でもなく、ただ記憶の残滓を手繰るかのように館内を彷徨うだけでしたが…変わった部分も多くて(特にトイレとか。驚くほどに広いバリアフリー空間だった)、何か、凄く迷子になりそうな位品物がごちゃごちゃと積まれてたような記憶しか無かったけど、今歩くとそんなでも無かった。

街の様子も大分と変わったなぁ、と。
まぁ昔は伯父の車かタクシーで行ってたから距離感判らなかったんですが、普通に自転車で移動できる距離に在ったんだなぁと改めて思ったり(何故に当時はわざわざタクシーで行ってたんだろうか;)。


なんつーか、私は特に生まれ付き内蔵疾患持ってたこともあって、本当に祖父母には凄い迷惑掛けたし、色々可愛がっても貰ったんだけど、10代の頃の私は病院で意識無く眠り続ける祖母や、すっかり私のことが判らなくなってしまった祖父と向き合うことが恐くて何の恩返しも出来ないまま、長患いの末に亡くしてしまったことをやっぱり悔いていて。

ありがとうもごめんなさいも。
きちんと意識のある時に言えなかったことがねぇ…詮無いこととは言え。


生きてるっていうのはさ、やっぱ凄いことなんだよ。
でも日常、いちいちそういうの実感して悟って過ごすってのは難しい。





…それでも刹那的に物欲に負ける私って何なんだろうなぁorz
ぼんやりと哀しくなった秋の日でした。

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by yoiyamigentoukyou | 2013-10-31 02:12 | 雑記、むしろ呟き