彼誰時に結ぶ言葉は [フリージア]
2007年 03月 21日近未来、日本。戦況下の治安悪化の為に採択された敵討ち法-代理執行人・叶ヒロシは凍てついた感情のままに対象者を狩る日々。ある時、上司であるヒグチから一人の男の処刑を命じられる。それは良く知った人物だった。
玉鉄いいですね。
原作と違って生活感の欠片も無かったけど(ナポリタンくらいか)、仔犬っぽくて何か似合ってた気がしました(よぅ判らん感想ですが;)。
取り敢えず溝口さんと山田さんの確執が凄絶で、メインのヒロシとトシオの闘いが印象薄かったのが謎。両方穏やかだから、緊迫感よりもまたーりな空気感が強く感じられました。
ヒグチはもっとキャラの濃い役者さんの方が良かったかも。
原作はほとんど知らないんですが(月館が連載されてた時にIKKI購入してて、その時に数話斜めに読んだだけで、随分ヤバ気な漫画やなぁというのと、描線重なり過ぎで見辛いなぁ、としか思ってなかったんですよね;)、こう綺麗にまとめられると「え、それでいいの?;」って気がしてしまって。
…水彩画みたいな透明感、は確かにずーっとキープされてた作品だと思います。毒気が薄いのが不思議だ。
パンフは片面刷りの面白い構成。IKKI本誌を買わなかったので、田島さんのイラストが収録されてたのが嬉しかったです。ヒロシの子役の子、偶然にも良く似てましたよね(どうでもいいコトしか覚えてなくて済みません)。
by yoiyamigentoukyou
| 2007-03-21 20:32
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